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選手情報(投手)

ボストン・レッドソックス 沢村拓一 背番号 19

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プロフィール

・身長/体重
183cm/96.0kg
・生年月日
1988年4月3日
・ポジション
投手
・投打
右投右打
・出身地
栃木県栃木市
沢村拓一

© Getty Images

上原の影を追ってメジャーへ、名門のクローザーを目指す

 今でこそ剛速球を売りにしている澤村拓一だが、佐野日大高校時代は控え投手で甲子園出場経験もなかった。頭角を現したのは中央大学入学後。150キロ台中盤の速球を武器に東都大学リーグを代表する投手となり、日米大学野球やアジア野球選手権大会の大学日本代表に選ばれた。3年秋に行われたプロアマ交流戦では、その後のチームメートとなる坂本勇人を見逃し三振に仕留めるなど、1回を無失点に抑えた。4年春には最優秀投手賞を受賞し、2010年のドラフト会議の最注目選手となった。

 ドラフト会議では巨人入団を熱望し、かつて同姓の大投手・沢村栄治氏も所属した巨人から単独1位指名を受けて入団。入団会見では喜びの涙を流し、背番号は「14をつけていた沢村栄治さんを1つ超える」という意味で「15」に決まった。プロ1年目から開幕1軍でスタートし、プロ初登板は白星こそつかなかったものの7回途中2失点と上々のデビュー。そして2試合目の登板となった2011年4月21日の敵地阪神戦で、7回1失点と好投し、プロ初勝利を挙げた。甲子園でのプロ初勝利は球団史上初のことだった。その後も5月31日の西武戦でプロ初完投勝利を、10月8日の中日戦でプロ初完封勝利を、それぞれマーク。29試合に先発して11勝11敗、防御率2.03、174奪三振という内容で新人王に輝いた。

 2年目の2012年も先発ローテーションを守り、10勝を挙げるなど、順調にエースへの道を歩む。新人から2年連続での2桁勝利は1966年から1967年の堀内恒夫以来、球団史上45年ぶりのことだった。2013年に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本代表に選出され、救援で4試合に登板した。3年目の2013年は新人時代以来、2度目の出場となったオールスター戦の第1戦で3回2安打無失点の好投。巨人の投手としては1984年の江川卓以来、29年ぶり2人目となるMVPを受賞した。しかし、シーズンでは不安定な投球が目立ち、リリーフへの配置転換も経験した。

 4年目の2014年は右肩痛により開幕2軍でスタートし、プロ入り最少となる12試合の登板で終了。クライマックスシリーズでは頭部への死球による危険球退場も味わった。5年目の2015年は正式にリリーフに転向。3月27日の横浜DeNA戦でプロ初セーブをマークし、その後はクローザーとして36セーブを積み上げ、防御率も1.32という安定感だった。6年目の2016年はシーズンを通じてクローザーを務め、37セーブを挙げて初のセーブ王に輝いたが、一方でリーグ最多の9暴投を記録するなど、モロさも同居していた。2017年は右肩の故障によりプロ初の全休。故障から復活した8年目の2018年は中継ぎを持ち場としたが、49試合に登板して1勝6敗24ホールド、防御率4.64と、以前の輝きは取り戻せなかった。

 9年目の2019年は2年ぶりのセーブをマークするなど、43試合で2勝2敗1セーブ13ホールド、防御率2.61という成績でチームの優勝に貢献したが、10年目の2020年は制球に苦しむなど、再び不安定な投球が目立ち、防御率も6点台に悪化。7月には2軍へ降格した。そして9月に香月一也との電撃トレードでロッテへ移籍。新天地では「57」を背負い、入団会見から即、移籍後初登板。3者連続三振を奪い、1回無失点というデビューを果たした。その後はクローザーを含む勝ちパターンのリリーフとして起用され、22試合で1セーブ13ホールド、防御率1.71と、巨人時代の成績から一転してV字回復。チームのクライマックスシリーズ進出に貢献した。

 そのオフに海外FA権行使によるメジャー移籍を表明。160キロ近い速球と落差のあるスプリットが高く評価され、複数球団が獲得に乗り出す中、名門レッドソックスと2年300万ドルで契約。さらに3年目は双方が選択権を持つ1年のオプションが付き、出来高をクリアすれば、最大で3年総額765万ドルの契約となった。救援陣再建が必須のチーム事情にあって、澤村にかかる期待は大きく、クローザーを任される可能性も十分ある。

 2013年にレッドソックスが世界一に輝いた時のクローザーが、巨人の先輩でもある上原浩治氏。澤村はその姿に憧れたことを明かし「上原さんの存在、アドバイスがレッドソックスに導いてくれた」と語る。今度は澤村が世界一の瞬間にマウンドに立つ番だ。

日本での成績

チーム 試合数 投球回 勝利 敗戦  S  失点 自責点 被安打 被本塁打 与四球 奪三振 防御率
2011 巨人 29 200回 11 11 0 53 45 149 14 45 174 2.03
2012 巨人 27 169回 2/3 10 10 0 56 54 172 12 54 138 2.86
2013 巨人 34 158回 1/3 5 10 0 58 55 138 18 43 148 3.13
2014 巨人 12 72回 2/3 5 3 0 31 30 69 3 14 66 3.72
2015 巨人 60 68回 1/3 7 3 36 12 10 58 4 21 60 1.32
2016 巨人 63 64回 1/3 6 4 37 20 19 60 5 22 55 2.66
2018 巨人 49 52回 1/3 1 6 0 29 27 55 4 27 54 4.64
2019 巨人 43 48回 1/3 2 2 1 14 14 40 3 17 55 2.61
2020 巨人 13 13回 1/3 1 1 0 9 9 14 1 8 11 6.08
2020 ロッテ 22 21回 0 2 1 4 4 10 2 10 29 1.71

個人成績

詳細を見る 年間成績

勝敗 防御率 奪三振 四球
5勝1敗0S 3.06 61 32

プレーオフ成績

勝敗 防御率 奪三振 四球
0勝0敗0S 4.50 2 2