チーム情報
チーム順位・成績
日程・結果
月日(曜日) | 対戦カード(結果) | 勝・敗投手 | |||
---|---|---|---|---|---|
4月9日(金) |
○ | 4-2 [結果] |
vs. パイレーツ | ビジター | (勝ち)ジェーク・アリエッタ |
4月11日(日) |
● | 2-8 [結果] |
vs. パイレーツ | ビジター | (負け)ザック・デービーズ |
4月12日(月) |
● | 1-7 [結果] |
vs. パイレーツ | ビジター | トレバー・ウィリアムズ |
4月13日(火) |
- | 8:40 | vs. ブリュワーズ | ビジター | [予想先発]アドバート・アルゾレー |
4月14日(水) |
- | 8:40 | vs. ブリュワーズ | ビジター | [予想先発]カイル・ヘンドリックス |
4月15日(木) |
- | 2:40 | vs. ブリュワーズ | ビジター | [予想先発]ジェーク・アリエッタ |
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※試合開始時間は変更になる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
※[予想先発]はチームのローテーションから予想される先発投手です。
実際に先発する投手と異なる場合がございます。
プロフィール
1876年にホワイトストッキングスの名称で創設され、発足メンバーとしてナ・リーグに加盟。コルツ、オーファンズを経て、1903年から現在の名称となった。ナ・リーグ1年目にいきなり優勝を果たすなど、1800年代に6度のリーグ優勝を誇り、1907年からは2年連続でワールドシリーズを制覇した。
その後もメジャー有数の強豪球団に君臨するも、1910年、1918年、1929年、1932年、1935年、1938年、1945年と、ことごとくワールドシリーズで敗退。1945年のタイガースとのワールドシリーズでは、2勝1敗とリードして迎えたホームゲームで、ヤギを連れたカブスファンが入場を拒否される「事件」が発生。結局、逆転でタイガースに敗れて以降、世界一どころかリーグ優勝からも長く見放されることになった。こうして「ヤギの呪い」が生まれた。
ようやく復活の兆しが見えたのは1980年代。1984年にライン・サンドバーグやリック・サトクリフらの活躍で地区優勝。1989年にもグレッグ・マダックスらの台頭で地区優勝を果たし、1998年には強打者サミー・ソーサらの活躍でワイルドカードに滑り込むが、いずれもヤギの呪いは解けなかった。
ダスティ・ベイカー監督が就任した2003年にはマーク・プライアー、カルロス・ザンブラノらの強力先発陣を擁して地区優勝。ルー・ピネラ監督が就任した2007年にはアルフォンソ・ソリアーノ、アラミス・ラミレス、デレク・リーらによる強力打線で地区制覇。福留孝介が加入した2008年にも地区制覇を果たしたが、相変わらずリーグ優勝の壁は破れなかった。
2013年から2年連続地区最下位に沈むも、ジョー・マッドン監督が就任した2015年に若手有望株のクリス・ブライアントがデビュー。主砲アンソニー・リゾ、新加入の左腕ジョン・レスター、2013年途中にオリオールズから獲得したジェーク・アリエッタらの活躍によりワイルドカードでポストシーズンに進出。ブライアントが主力に成長した2016年には圧倒的強さで中地区を制し、ドジャースを破って71年ぶりにリーグ制覇。そして4勝3敗でインディアンスを破って108年ぶりにワールドシリーズを制覇し、ようやくヤギの呪いから解放された。
2017年も地区優勝、ダルビッシュ有が加入した2018年もワイルドカードゲームに進出したが、2019年は地区3位に終わり、ワイルドカードにも届かず。5年ぶりにポストシーズン進出を逃し、名将マッドン監督も退任した。
2020年はカブスの元捕手デービッド・ロスが新監督に就任。2019年途中にトレードで加入したニック・カステラノスが退団した打線は、ブライアント、カイル・シュワバー、ハビエル・バエス、リゾら主力がそろって不振。一方で、最多勝に輝いたダルビッシュ、右腕カイル・ヘンドリックスらの先発陣が奮闘し、クローザーのキンブレルの不振もジェレミー・ジェフレスが代役を務め、3年ぶりに地区優勝を果たした。しかし、ワイルドカードシリーズではマーリンズに連敗。ここでも2試合で1得点と、打撃陣の不振が深刻だった。
2020年オフはFA市場から右腕シェルビー・ミラーを獲得するも、大型トレードでダルビッシュをパドレスに放出したほか、先発ローテーションからジョン・レスター、タイラー・チャットウッド、ホセ・キンタナを含めて4枚も抜けた。投手陣はヘンドリックス、ダルビッシュとのトレードで獲得した右腕ザック・デービーズ、新加入の右腕トレバー・ウィリアムス、2015年のサイ・ヤング賞右腕で4年ぶりのチーム復帰となるジェーク・アリエッタらが先発陣を形成し、クローザーはキンブレルの復調に期待。2020年に一時クローザーを務めたローワン・ウィックがセットアッパーを担う。打撃陣はチームの顔でもあるブライアント、リゾ、バエス、2020年にチーム最多の12本塁打を放ったイアン・ハップ、強肩強打の左打者ジェーソン・ヘイワード、前ドジャースで2019年に36本塁打を放った外野手ジョク・ピダーソンらが中心。また、ダルビッシュの専属捕手ビクトル・カラティニもパドレスに放出したため、正捕手ウィルソン・コントレラスのバックアップとしてオースティン・ロマインを獲得した。
ダルビッシュ放出は人件費削減の一環とされており、チーム状況次第ではシーズン中にさらに大幅な刷新に動く可能性もある。
スタジアム紹介
1914年に開場したナ・リーグ最古の球場で、当初の名称はウィーグマン・パーク。カブス・パークを経て1926年から現在の名称となった。カブスは1916年から本拠地として使用している。球場名の由来となったかつてのオーナー、フィリップ・K・リグリー氏の「野球は太陽の下でやるもの」というポリシーから長い間照明設備がなかったが、1988年に初めてナイターが開催。電光掲示板も2015年にようやく設置された。外野フェンスを覆うつたが名物で、この中に打球が入り込み野手が両手を挙げてアピールすると、球場特別ルールによりエンタイトル二塁打となる。1998年5月6日のアストロズ戦で、メジャー1年目のケリー・ウッドが1試合あたりの史上最多タイとなる20奪三振を記録した。スコアボードがメジャーの本拠地の中で唯一の手動式。両翼がメジャーの本拠地の中でもっとも深いことも特徴。1921年から1970年までNFLシカゴ・ベアーズも本拠地にしていた。1947年、1962年、1990年にオールスター戦が開催され、2005年9月に初めてコンサート(ジミー・バフェット)で使用された。隣接するビルの屋上にも観戦可能な「ルーフトップ・シート」があり、2004年からビルのオーナーが売り上げの17%を納めることで、球団公認の観客席となった。