チーム情報
プロフィール
球団拡張によって1998年に創設された、もっとも新しい球団の一つ。アリゾナの砂漠に生息するガラガラヘビが名称の由来。
1年目は地区最下位に終わるも、そのオフに左腕ランディ・ジョンソン、強打者ルイス・ゴンザレスらを獲得し、2年目の1999年に早くも地区優勝を果たす。ボブ・ブレンリー監督が就任した2001年には、ジョンソンと2000年途中に獲得した剛腕カート・シリングの両エース体制で2度目の地区優勝。そしてカージナルス、ブレーブスを下してリーグ優勝を果たし、ワールドシリーズではトーリ監督率いる名門ヤンキースを破り、創設4年目で初の世界一に立った。両エースがシリーズMVPをダブル受賞する大車輪の活躍だった。
2002年にも地区優勝を果たしたが、地区シリーズでカージナルスに敗退。そして2003年限りでシリングがチームを去ると、一気に弱体下。2004年はジョンソンが自身初の完全試合を達成するなど奮闘したが、チームは111敗を喫して地区最下位。シリングと共にチームを支えたジョンソンも、2004年限りでヤンキースへ移籍した。
2007年にジョンソンが3年ぶりに復帰すると、ブランドン・ウェブが18勝を挙げ、クリス・ヤングが32本塁打を放つ活躍などで地区優勝。2011年には21勝を挙げて最多勝を獲得したイアン・ケネディや16勝を挙げたダニエル・ハドソンらの投手陣と、31本塁打のジャスティン・アップトンや強打の捕手ミゲル・モンテロらの活躍で5度目の地区優勝を果たした。しかし、2007年はリーグ優勝決定シリーズでロッキーズに敗れ、2011年は地区シリーズでブリュワーズに敗れ、リーグ優勝には届かなかった。
その後はプレーオフから遠ざかるも、2013年にはメジャー3年目のポール・ゴールドシュミットが本塁打と打点の打撃2冠に輝き、メジャー2年目の左腕パトリック・コービンが台頭。2015年オフにはメジャー屈指の右腕ザック・グリンキーと球団史上最高額となる6年2億650万ドルで契約するなど、着々と戦力を補強。そしてトーリ・ロブロ監督が就任した2017年には、36本塁打のゴールドシュミットのほか、シーズン途中でタイガースから移籍したJ.D.マルティネスが62試合で29本塁打を放つ活躍を見せ、ワイルドカードでプレーオフ進出を果たした。
2018年は開幕から9カード連続勝ち越しと好スタート。エースのグリンキーが15勝を挙げ、新加入の平野佳寿が75試合に登板するなど活躍したが、ドジャースとロッキーズの後塵を拝して地区3位で終了。オフには主砲のゴールドシュミットをトレードで放出し、脅威の奪三振率を誇ったコービンもFAでチームを去った。
2019年は、メジャー5年目のクテル・マルテが打率.329、32本塁打、92打点の活躍でリーグ屈指の強打者に成長。35本塁打のエデュアルド・エスコバル、29本塁打のクリスチャン・ウォーカー、ベテランのアダム・ジョーンズらの打線でプレーオフまであと一歩のところまで迫った。
2019年オフにはFA市場から前エンゼルスのコール・カルフーン、トレードでパイレーツからスターリング・マルテを獲得。外野の強化に成功し、中堅と二塁を兼任していたクテル・マルテは二塁に専念する予定。プレーオフ進出の鍵と見られる投手陣は、ロビー・レイ、マイク・リークらの先発陣に前ジャイアンツの左腕マディソン・バムガーナーを加えた。2017年に最優秀監督賞を受賞したロブロ監督が就任4年目の指揮を執る。
スタジアム紹介
国内初の開閉式屋根付き野球場として、球団創設の1998年にフェニックスのダウンタウンに開場。当初は命名権を取得した銀行名からバンクワン・ボールパークという名称だったが、2005年シーズン途中にバンクワンが金融大手JPモルガン・チェースと合併したことから現名称となった。名物は右中間スタンドに設置されているプールで、ホームランボールのほか、熱狂したファンがここへ飛び込む。さらには興奮した選手が飛び込んだこともある。砂漠地帯に位置し、真夏には気温40度以上も珍しくないことから、屋根は雨用というよりは日よけ用。外野フェンスの形状が複雑なことから三塁打が出やすい球場となっているほか、乾燥している気候から打球がよく飛ぶとされている。オープン時から天然芝を維持してきたが、2019年から人工芝化。2016年からカレッジフットボールでも使用されている。2019年8月31日のドジャース戦で球場最多となる観客動員5万180人を記録した。